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論文

Analytic cross sections for electron collisions with CO, CO$$_{2}$$, and H$$_{2}$$O relevant to edge plasma impurities

白井 稔三; 多幡 達夫*; 俵 博之*

Atomic Data and Nuclear Data Tables, 79(1), p.143 - 184, 2001/09

 被引用回数:56 パーセンタイル:91.21(Physics, Atomic, Molecular & Chemical)

プラズマに最も関連する不純物(CO,CO$$_{2}$$,H$$_{2}$$O)との電子衝突素課程について、1eV以上の衝突エネルギーに対する断面積を評価した。各衝突素過程の断面積測定法に関する簡単なまとめを行った。1998年12月までの文献を調査した。推奨断面積に対する解析関数の当てはめも行った。

論文

Productions of hollow atoms from solids irradiated by high intensity laser

森林 健悟; 佐々木 明; Zhidkov, A. G.

Physica Scripta, T92, p.185 - 187, 2001/07

高強度レーザーを固体物質に照射実験したところリチウム様やベリリウム様イオン中空原子が生成したという報告がいくつかのグループからあった。ここでは、この中空原子生成に重要な原子過程、レーザー強度と中空原子生成量の関係を議論する。中空原子生成に最も重要と考えられている電子衝突内殻励起・電離過程を取り扱い、これらの過程の中空原子生成の効果を調べた。中空原子の生成量は、10$$^{18}$$W/cm$$^{2}$$までのレーザー強度に対して、レーザー強度の3乗の割合で増加すること、中空原子のポピュレーションは内殻励起状態の約1%になることが見積もられた。さらに、この場合、電子温度は非常に高い(~30keV)ので、内殻電離過程が内殻励起よりも中空原子を生成するのに重要な過程であることがわかった。

論文

X線レーザーの技術動向

加藤 義章

光学, 29(5), p.279 - 286, 2001/05

X線はさまざまの分野で広く利用されてきた。最近は高輝度X線源への期待が高まっている。X線レーザーは、指向性がよく、パルス幅が短く、輝度の高い、コヒーレントなX線ビームであり、干渉計測や位相差顕微測定,動的変化現象の高時間分解観測等、多様な応用が考えられる。本稿では、X線レーザー開発に関する最近の技術動向を、わが国における活動に重点をおいて解説する。

論文

Inner-shell ionization in high density hot plasma produced by high intensity laser irradiation

森林 健悟; Zhidkov, A. J.*; 佐々木 明; 周藤 佳子; 鈴木 慎悟*

Atomic Collision Research in Japan, No.27, p.1 - 3, 2001/00

短パルス高強度レーザーを数nmの大きさの巨大クラスターに照射することにより高温高密度電子状態を生成することが予測されている。この電子の衝突電離により内殻励起状態を形成し、X線を発生する。特に、クリプトンやゼノンのような高い電子番号の原子のクラスターの場合は、短波長X線が発生し、短波長X線源やX線レーザー源として注目されている。ここでは高温高密度状態でのゼノンイオンの多価イオン及び、内殻励起状態の生成過程に関して考察する。電子温度を数keV,電子密度を10$$^{21}$$~10$$^{23}$$/cm$$^{3}$$とする。考慮した原子過程としては電子衝突励起・電離,自動イオン化,輻射遷移である。この条件のもとでニッケル様ゼノンイオンを初期状態とし、電子衝突で電離し、数100fs後の内殻励起状態などのカルシウム様ゼノンイオンのポピュレーションを計算した。ポピュレーションの密度,温度依存性を調べた。ポピュレーションは密度と比例して増加するが、10$$^{23}$$cm$$^{-3}$$のとき約100fsで飽和すること、また、温度とともに増加するが、10keVを超えると温度依存性がなくなることがわかった。内殻(1s,2s,2p,3s,3p)電離過程を含む場合と含まない(3d電子だけが電離する)場合を計算した結果、前者のポピュレーションの方が三桁程度大きくなり、高温高密度電子状態では内殻電離過程が多価イオン生成に重要であることを発見した。

口頭

Slowing down process of an electron injected into liquid water calculated by time-evolutional Monte-Carlo method

甲斐 健師; 横谷 明徳; 鵜飼 正敏*; 渡辺 立子

no journal, , 

放射線によるDNA損傷において、電子の衝突電離により発生した2次電子が損傷の高密度化に重要な役割を果たすと考えられているが、2次電子が減速し熱化するまでの過程や活性種が生成される空間分布は未だ解明されていない。その原因の一つとして、電子の減速過程で重要な液体水の回転励起・フォノン断面積の不備が挙げられる。本研究では、それらの断面積を理論的に求め、その他の電子分子衝突過程の断面積も含め、液体水の電子衝突断面積データベースを作成した。これらの断面積データを利用し、水中に照射した電子の減速過程について調べたところ、熱化距離については実験値とよく一致するが、本研究により得られた熱化時間は数100fsとなり、従来予測より1桁程度長くなることが分かった。数100fsの時間スケールはH$$_{3}$$O$$^{+}$$が生成される様な化学反応の時間スケールに相当するため、従来予測に反し、水中で電子の熱平衡化が完了する以前に化学反応が誘発され始める可能性がある。本研究の成果から、電子の熱化過程は化学反応過程に深く関与する可能性が示唆され、これらの知見は放射線によるDNA損傷の推定や水溶液中の放射線作用初期過程の基礎となる重要な情報である。

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